時は1871年(明治5年)刀を鍬にかえ、養蚕によって日本の近代化を進めようと桑園の開拓に挑んだ旧荘内藩士たちの開墾魂が残る松ヶ岡の地に、2020年(令和2年)149年の時を超え、ワイン用のぶどう畑と醸造設備を備えた庄内発のワイナリーがいよいよ完成しました。
当社では4年前の畑の造成から醸造施設及びレストラン「ピノ・コッリーナ松ケ岡」の建築工事に至るまで当プロジェクトをお手伝いさせていただきました。
地下の醸造エリアは鉄筋コンクリート造、レストラン,物販エリアは木造とハイブリッドな構造の建物で、屋根は繭をイメージし美しい曲線を描いています。
撮影:中村晃写真事務所