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2020/06/22
「安全祈願祭」と重要文化財「金峯神社本殿」保存修理工事

「安全祈願祭」と重要文化財「金峯神社本殿」保存修理工事
「安全祈願祭」と重要文化財「金峯神社本殿」保存修理工事
6月20日、来月から始まる全国安全週間に先立ち、金峯神社中の宮にて当社安全祈願祭が
厳かに執り行われ、役職員と協力会の代表参加のもと、工事の安全とコロナウィルス早期収束
を祈願しました。
例年であれば、安全意識の向上を目的として安全大会を合わせて開催し、全社員・協力会
全会員が参加する大きなイベントのひとつですが、今年はコロナウィルス感染予防を考慮し
規模を縮小しておこなわれました。

当社が毎年ご祈祷いただいている「金峯神社」は、西暦671年開山と伝えられ、来年1350年祭
を迎えます。
鶴岡の街並みを見下ろす金峯山の山頂にある本殿は、国指定重要文化財に指定されており、
棟札などから江戸初期の慶長13年(1608)元々あった建物を改修したと推定され、入母屋造で屋根が
2層となっている木造の建物は東北では数少なく、修験道で使われた遺構としても重要とされて
います。

当社では昨年に引き続き、「国指定重要文化財金峯神社本殿保存修理事業」として、本殿屋根の
全面葺き替えと本体の弱っている木材の補修工事を施工しております。
本工事は、大正11年(1922)以来、約100年ぶりの大修理といわれ、卓越した技術を必要とする
難工事ですが、貴重な建築物を後世に残すべく、使命感と誇りをもって作業にあたっています。
(写真の無断引用,無断転載はご容赦ください。)